素面でも傍若無人らしい


安西水丸さんの連載企画
「女将酒場」の取材で、
高田馬場にある小料理屋「こうこ」さんへ。
カウンターが10席ほどのこじんまりとしたお店。
笑顔がとってもキュートな女将さんが
ひとりで切り盛りされている。
早い時間に訪れたにもかかわらず、
すでに先客の方々あり。
まずは、ビールをいただく。
うるめいわしにさといも煮、ポテトサラダなど、
女将さんの手料理を酒肴にいただく。
ビールをあっという間に乾し、
日本酒「あさ開き」の熱燗に。
常連さんのお酒を造っている女将さんの手元をみていると、
赤色をしたシロップのようなものをグラスに注いでいる。
なんと、焼酎さつま白波でしそ酢を割って飲んでいるそうだ。
なんという組み合わせ。
身体にいいんだか、どうなんだか、びっくり。
ここでは、女将さんがお酌をしてくれたりもして、
とっても心が和むお店なんです。
とにかく、女将さんの笑顔が最高にいい!
8時を過ぎると、カラオケが解禁。
常連さんのプロ並みの歌声を聴き、
さらに心地よくなる。
と。。。
ひょんなことから、あたしもカラオケをやるはめに。
あたしは、本当にまわりがドン引きするくらいド音痴。
えいやっと歌ったのが、
あたしの大好きな中島みゆき。
「もはやこれは中島みゆきじゃないよ」
「まったく別物の曲になっちゃっている」
と、散々野次を飛ばされる。
安西さんも苦笑い。
安西さんは、吉田拓郎と三橋道也を
歌い上げる。
上手~!!
ちょっと艶っぽい声がとても素敵。
安西さんの歌声で酒を呑む、なんていう贅沢をしてしまう。


日本酒を散々呑んだくれ、
「もうお腹いっぱいだよ~」とおっしゃる安西さんを
無理矢理、駅前のお寿司屋へ連行。
昼は立ち喰い蕎麦屋、夜は寿司屋の二毛作の店。
席はカウンターだけでこじんまりとしている。
この雰囲気が、あたしのお気に入りなんです。
またここで日本酒をいただきながら、
巻物などを堪能。
酔いに任せて、傍若無人な振る舞いをしてしまった。
反省。
と思っていたら、
安西さんから「あなたは酔っていなくてもそういう人です」
と厳しいつっこみが入る。
そうか、そうなんですね。
無自覚のあたし、さらに駄目人間。

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