新入社員時代から
よくお酒を呑みに連れて行ってくれていた役員が勇退。
お疲れ様呑み会を虎ノ門の「登茂恵」で。
朗らかで元気いっぱいの女将さんは、
今日も軽妙洒脱な語り口で、各テーブルを盛り上げていた。
この日は、お酒も酒肴もすべて女将さんにお任せ。
まずは、当日入荷したばかりという生酒をいただく。
「久保田の蔵元の『洗心』と比べて、どうだい、この酒は?」
と役員に問われ、
「そんな高いお酒、呑んだことがないからわかりません」
と答えると、役員はあきれ顔。
「神楽坂の天ぷら屋で呑ませたじゃないか!」と。
まったく記憶にない。
当然味だって覚えちゃいない。
「おまえは本当に呑ませがいのないヤツだなあ…」
と悲しげな様子。
すみません、すみません。
と平謝り。
心の中で、「呑んで記憶をなくすのは当たり前なんだから、
そんなこと言われてもなあ。。。」
とつぶやきながら。。。。
すみません、まったく反省していません。
女将さんは、日本酒の味を毎回変えながら、
どういう順番で呑んだら、次のお酒がもっともっとおいしく呑めるか、を
考えてセレクトしてくれるから、
お酒が変わるたびに
「あれも旨かったけれど、この酒もさらに旨い!」の連続。
酒肴も日本酒に合わせて、セレクトしてくれる。
呑む順番そして合わせる酒肴で、こんなにも味が変わるのか!
と目からうろこ。
本当に女将さんは日本酒のプロなんだなあ。。。
日本酒ってこんなにおいしかったんだね、とみんな大満足で
次に向かうは、同じく虎ノ門の「升本」。
あと30分でラストオーダー。
あわてて「獺祭」「酔鯨」を頼む。
酒肴はもちろん名物「たこおでん」。
閉店ぎりぎりまで粘って、
次は近くのラーメン屋へ。
本当は紹興酒を呑みたかったのだが、
残念ながらおいていなく、
ザーサイとビール。〆はラーメン。
あ~、食った、呑んだ、幸せだった。
太田和彦さんと一緒に
虎ノ門「鈴傳」へ。
ここは、『TOKIO古典酒場』第一弾でお世話になったお店。
久々にお邪魔したら、
スタッフの方が覚えて下さっていて感激。
『TOKIO古典酒場』ミニポスターも貼って下さっていて、
これまためちゃめちゃ感激!
可愛がってくださって、本当にありがとうございます~。
この日は、開店直前からずうずうしくお邪魔してしまった。
いや~、いつ行っても、本当に風情があって、素敵な酒場。
適正価格で極上の日本酒が呑める喜び。
いつも満席の理由がよくわかる。
冷や奴、くさや、肉豆腐…を注文。
くさやが大好きなあたしとしては、
堂々と食べられる酒場は本当にたまらない!
ビールを1本いただいたあとは、
やっぱり日本酒!
取材時に女将さんにすすめていただいた
「醸し人九平次」をごくり。
う~ん。やっぱり旨い。
太田さんがすかさず
「お! 誌面と一緒のを注文ですね」と。
ああ~、これまたうれしい一言。
『TOKIO古典酒場』を読んでくださっていたんですね。
しかも細かいところまで覚えて下さっていて。
こんなにありがたいことはない。
太田さんのおもしろ話を伺えば伺うほど、
日本酒がさらにすすむ。
「烈」「田酒」…と頼む。
この後何を呑んだか、もう記憶喪失。
ふと気づくと、同じく虎ノ門のギネスパブにいた。
確かに、『古典酒場』第三弾の企画の話を太田さんにしていた。
こういうことをしよう、ああいうことをしよう、と
ひとしきり盛り上がったのも覚えている。
なのに。。。
ざっくりと記憶喪失の後に思い出す光景は、
真っ黒なギネスビールが目の前にある様子。
う~ん。それ以外は思い出せない。
すみません、太田さん。。。
で、またどうやって帰ったものか。。。
中央線にどこからか乗っかって、
気づけば立川。
ああ~、思えば遠くへきたもんだ。
吐きそう。。。
とつぶやきながら立川駅で呆然と立ちすくんでいる自分は
覚えている。
で、これまた気づけば、荻窪の自宅の廊下で
全裸で倒れているあたしを夫が一生懸命起こしてくれていた。
不安そうにのぞき込む愛猫たち。
本当にすみません、あたしの家族達。
また迷惑かけちゃいましたね。
4月25日、日本酒好きの聖地である
虎ノ門「鈴傳」が閉店をした。
『古典酒場』第一弾で、四谷店とともに、
とってもお世話になったお店。
あの歴史ある虎ノ門・鈴傳が閉店とは。。。
その知らせを聞いたときには
「まさか!」と疑った。
すぐに鈴傳の女将さんに連絡をすると
やはり本当とのこと。
なんと惜しいことを…。
最後の日、きっと常連さんで混むんだろうな。。。
そんな日に、取材なんてご迷惑だろうな。。。
そうわかっていながらも、
この聖地がなくなる日、まさにその最後の日を、
なんとしてでも記録に残しておきたい、
と思い、女将さんにその気持ちをぶつけてみると
なんと、取材&撮影の了承を得ることができた。
ああ~、なんとありがたいこと!!
開店前から、お客さんがつめかけ、
オープンすると、あっという間に満席。
涙ながらに惜しむ気持ちを語ってくださる方、
新入社員歓迎会で初めてきてから、
もう数十年来通っているという
大常連さん。
日本酒が好きで、鈴傳のあったかい雰囲気が好きで、
と語ってくれた外国人女性。
集う人々は、
本当に、老若男女、さまざま。
でも、想う気持ちは、みんな一緒。
鈴傳を愛している方々の想いを伺うことができました。
取材にご協力いただいたみなさま、
ありがとうございました!!
そして、鈴傳さん、本当に本当にありがとうございました。
やっぱり、ここは鈴傳。
しかも最後の日。
そりゃ、日本酒呑まなきゃ、と。。。
この日は、禁酒を自主解禁して、
3合ばかし、呑んじゃいました。
鈴傳は、本当に旨い酒を安く呑ませてくれる、
飲兵衛の強い味方。
禁酒中でも、ここは、敬意を表して。
といっても、
わずか3合で、自主ストップしちゃいましたが。。。
やはり禁酒後に呑む日本酒、
旨かった~。
命の水のようでした。
十四代の本丸を注文。
恐る恐る日本酒を少し口に含み、
ゆっくりと喉に流し込む。
思わず心の底から
「ふああぁ~」とため息がでちゃいました。
なんという幸せ~。
本当に、夢のような一日を過ごしました。
この日を胸に刻みながら、
またしばらく禁酒生活を続行させます~。
新橋の「やきとんまこちゃん」へ。
新橋の飲兵衛達が夜な夜な集う
酒場密集地帯に、
4店舗もかまえているお店。
この日足を運んだのは、本店。
店の前に焼き場があり、
煙が立ち上る中、汗だくで
やきとんを炭火焼きされている。
店外にある焼き場からあがる煙、
めちゃめちゃ飲兵衛心を刺激します。
麻布十番の「あべちゃん」で修業をされたという
ご主人のお話をうかがう。
「最近、レトロブームで、そういう作り込んだお店
流行っているみたいだけれど、
うちは、自然とそうなっちゃった」
と笑いながらおっしゃる。
「自然となっちゃった」と
さらりとおっしゃるご主人は本当に素敵だ。
1970年創業してから
ずっとサラリーマンの憩いの場として愛され続けてきた歴史。
それだけ価値があります。
オープンと同時にサラリーマン連れが入店。
徐々に席が埋まり、
6時にはもう満席。
「いつもより空いてます」とは店長談。
いやいや、すごいですよ。
女性連れもサラリーマンに負けず劣らず、
焼酎ボトルをオーダーし、
呑みまくっている。
いい雰囲気だな。
まずは、生ビール!
ここの生ビールは、
とろりとした甘さが舌に残る。
旨い!!
芝浦直仕入れのやきとんを
たれで焼いてもらい、
老酒を飲む。
ここでは、老酒がカップ酒で飲めるんです。
ここのやきとん、
焼きたてめちゃ旨いのはもちろんのこと、
冷めてもお肉がかたくならないのが
すばらしい。
ご主人が考案したという
アジバーグを食べる。
びっくりするほど
ふわふわの食感。
くせになりそう。
次は、ホッピーを注文。
煮込み豆腐などいただき、
満腹。
新橋をあとにする。
2軒目は、虎ノ門へ移動。
コピーライターの齋藤さんと
以前行き損ねた
蔵元経営の立ち飲みのお店へと足を運ぶが、
残念ながら、別の店舗に変わってしまっていた。。。
で、いきおいで飛び込んだのが
チェーン店「鳥元」。
サラリーマンわんさか。
ここでは、日本酒、
なすの浅漬け、お豆腐をいただく。
ここのお豆腐、濃厚で旨い!
冷酒によく合います。
この日は、この2軒で終了。
東京新聞主催のトークショーに
出てきました~。
「おとなの酒学科」という講座で、
講師は、『酒とつまみ』編集長の大竹さん。
そのゲストとして、お呼ばれいたしました。
参加者の皆様方がしらふの中、
大竹さんとふたりで、
キンミヤ焼酎を生のまま、ぐびりぐびり、呑みながらの
トークショー。
参加者の皆様、大変失礼しました。
第一部:トークショー
第二部:ホッピーを愉しむ会
の二部構成。
第二部では、カシスホッピーを堪能。
旨かった~。
で、終了後、
大竹さんと主催者の皆様と酒宴へ。
虎ノ門「升本」へ。
今年の4月にお邪魔して以来の
久々の訪問。
名物たこおでんをいただく。
このお出汁が最高に旨い。
これで酒が呑めます、本当に。
で、日本酒「霞ヶ関」をいただく。
しめ鯖をつつきながら、ウーロンハイも。
ここはラストオーダーが早い酒場。
もう少し…というところで看板。
呑み足りず、二軒目へ。
銀座「ロックフィッシュ」へ。
この日も立ち呑みも出るくらい満席。
この賑わい、本当にすばらしいです。
もちろん、角ハイボールをいただく。
間口さんがつくる角ハイボール、絶品~。
落花生をかじりながら、
ハイボールを満喫。
いい気分になったところで、
三軒目へ。
銀座の締めの酒場といえば、
やっぱり「ル・ヴェール」!
本当にご無沙汰しっぱなしで
申し訳ない気持ちでお邪魔する。
と、こんな不義理なあたしを、
バリトンの素敵な声で、
快く迎え入れてくださる佐藤さん。
本当に、本当に、すみません。
「せっかく佐藤さんいらっしゃるんだから、
マティーニお願いしたら?」と
大竹さんに言われるも、
けっこう、ほろ酔い状態だっため
めずらしく自制心が働き、
モスコミュールをいただく。
すみません、次回こそは、
ちゃんとした状態でお邪魔します。。。
佐藤さんのマティーニを味わえなかったことを
悔やみつつ、
この日はおひらき。
東京酔笑酒場~山手線沿線60軒~
サラリーマンの足、山手線沿線で楽しく安く呑める酒場を一挙紹介。 29駅全駅網羅した山手線沿線完全ガイド。 主な紹介店・・・東京「ふくべ」、神田「新八」、秋葉原「赤津加」、新橋「大露路」、新宿「川太郎」、田端「初恋屋」など。
森下賢一の新・居酒屋談義
大衆酒場好きのバイブル『居酒屋礼賛』の著者であり、酒場界の巨匠でもある森下賢一さんのワールドワイドな酒場談義。
東京新三大煮込み探訪
太田和彦さん命名の「東京三大煮込み」。千住・大はし、月島・岸田屋、森下・山利喜に続く煮込みの名店を探訪。

都心部、東東京、西東京、南東京と東京を4エリアに分け、それぞれのエリアにある酒場の呑み歩き方を、酒場通4人が指南。都心部に太田和彦さん、東東京になぎら健壱さん、西東京に安西水丸さん、南東京に吉田類さんと、酒場通には錚々たるメンバーにご登場いただいた。
各店舗の雰囲気が伝わるよう、臨場感のある写真で紹介。本誌同様に「酒リスト」も充実し、また、各店の特長をアイコンでわかりやすく差別化。巻末にはこのアイコンをベースに目的別で好みのお店を探すこともできる。
各店のマップをわかりやすく解説。広域から詳細までを体系的に紹介しているので、沿線を利用したはしご酒に最適。

銀座、昭和浪漫、今、再び。
モボ・モガが闊歩した昭和モダン銀座の名残や、老舗大衆居酒屋など、
銀座界隈に残る「昭和の香りがする酒場」を特集。
サラリーマンでも呑みに行ける、懐に優しい酒場もあわせて紹介。
主な紹介店・・・銀座ライオン七丁目店、バーTARU、銀座ブリック、白いばら、オーパ、ささもと、樽平、升本、三原、鳥政など。
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酒場詩人として、各地の酒場を放浪している吉田類さんの抱腹絶倒の酒場談義。
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誕生から71年のサントリー角瓶。京都・山崎蒸留所を探訪し、その歴史を体感。主席ブレンダーさんにブレンドの妙や角瓶にお薦めの酒肴などをインタビュー。
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縦横無尽に走る横丁。そこに連なる赤提灯の数々。
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東京有数の個性派路線に乗って、
大衆酒場へぶらり酒。
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「私は、ここで極意を学んだ。」ホッピー二代目社長、聖地に帰る。
小田原にある伝説の酒場「柳屋」。この店は、極旨のホッピーが呑めるというので、連日の行列。 その噂を聞きつけ、若かりし頃、呑みにいったホッピー二代目社長が、数十年ぶりに、同店を往訪。 当時と変わらぬ味を堪能しつつ、若かりし頃の想いを語ってもらいました。
北九州角打ち呑んだくれ紀行
角打ちのメッカ、北九州へ初上陸。 北九州角打ち文化研究会の須藤会長に、150軒もあると言われるお店の中から「折尾」「戸畑」「小倉」の三地域に絞って、お薦めのお店を案内してもらいました。 紹介店・・・折尾・高橋酒店、折尾・宮原酒店、戸畑・田中酒店、戸畑・はらぐち酒店、小倉・赤壁酒店
酒道家 家元三人が新宿・やきとり横丁に集結!「緊急鼎談:全国横丁連合会結成」
酒の道を極め、常人では足元にも及ばない域まで到達したお三方、太田和彦さん、葉石かおりさん、勝谷誠彦さんが、我らが愛すべき横丁酒場の魅力について、おおいに語り合ってくださいました。
闇市横丁酒場はしご酒
縦横無尽に走る横丁。そこに連なる赤提灯の数々。
知らず知らずにその迷宮に入り込んでしまう、酔っぱらいたち。
闇市の香りがする猥雑な空間がいまだ健在の横丁に密着。
再開発でいまや風前の灯火のディープな横丁酒場をはしご酒。
主な紹介横丁・・・新宿・思い出横丁、大井町・東小路、赤羽・OK横丁、品川・港南口、吉祥寺・ハモニカ横丁、新橋・烏森神社などを
音曲酒場
都々逸や落語、津軽三味線など、古典芸能を実際にライブで聞ける酒場を探訪。
生で聞く職人技の迫力を誌面を通してお伝えしています。主な紹介店・・・神田・小歌糸、向島・民謡栄翠、神楽坂・もん。
消えゆく昭和の風景再開発の波にのまれ、徐々に失われつつある街の風景を記録し続けているカメラマン・遠藤純氏によるパノラマ写真エッセイ。特別収録として、青森の懐かしい横丁風景も登場しています。紹介エリア:新宿、日暮里、品川、青森
昭和下町和み酒呑み歩き
焼酎ハイボール、ホッピー、デンキブラン、ホイス。
下町で愛され続けてきたお酒を呑める酒場を呑み歩き。
主な紹介店:祐天寺・ばん、浅草橋・西口やきとん、東十条・埼玉屋など。
大竹聡のハイボール
「酒とつまみ」編集長の大竹さんが、昭和30年代に一世風靡したトリスバーをはじめ、ウイスキーハイボールにこだわって出し続けているバーを訪れ呑み廻る。
主な紹介店:中野・ブリック中野、新宿・みのる、銀座・ロックフィッシュなど。
消えゆく昭和の風景
再開発の波にのまれ、徐々に失われつつある街の風景を記録し続けているカメラマン・遠藤純氏によるパノラマ写真エッセイの第二弾。
横浜・横須賀・中野・町屋エリアが登場。
古典居酒屋探訪
古きよき時代の風情を残した、粋な居酒屋を探訪。主な紹介店・・・虎ノ門・升本、虎ノ門・鈴傳、京橋・上総屋等。
角打ち酒屋紀行
店頭の酒をその場でふるまう角打ち酒屋で一杯。
主な紹介店・・・四谷・鈴傳、御徒町・槇島酒店、池袋・三兵酒店など。
消え行く昭和の風景
再開発の波にのまれ、徐々に失われつつある街の風景を記録し続けているカメラマン・遠藤純氏によるパノラマ写真エッセイ。
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